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まきこんのこの頃

まきこんのこの頃

養老猛先生

 「バカの壁」でおなじみの養老先生の講演会のチケットが当たったので、話を聞きに言ってきました。
 今が旬(?)の養老先生の話を聞けるなんて感動!面白かったですよ。ライブ(なのか?)は最高。

 本よりはわかりやすかったですが、話は少し難しかったです。(センセェも説明しながら、ここが難しいところですと何度も使っていましたが^^;)
 似てるといってはいけないのかもしれないけど、雰囲気がムツゴロウさんみたいでした(そういえば同じ東大卒?)
 養老センセェがなぜこんなに人気があるのか、ご本人を見てよーくわかりました。養老センセェ、癒し系なんですよ。
 昔のえらい先生って、威圧感ばかりで引いちゃう人が多いですよね。そういうのが何にもないから。
 大学の授業も朝一にたくさんの生徒が授業を受けるので(当たり前なんだけど^^;)天気のいい日には、「こんな天気のいい日に部屋にこもってないで、外で働いてきなさい」と言ったという話もされていたし(誰も出ていかなかったらしいけど。出て行ったら単位をあげようかと思ったといってましたが^^;)おいおい)

 人間は意識の中に無意識があって、その無意識を意識化するのが難しいといっていました(ここら辺が難しい話なんだそうですが)
 人間の脳は右・左と違うことを考えているので悩むとか(女性は右脳と左脳を使って生きているから、感受性が豊かな人が多いんだろうなと思ったけど。私みたいに上手く使い分けられない人間は、一つのことしかできないんでしょうね)
 昔の人は体が健康であってこそ、勉強はおまけだったのに、今は反対になりつつあるとか。(今の子は、いわれたことしかできないと言ってました)

 コンピューターと人間を比べて、情報化されたものを引き出すのは人間であって、情報化されてしまったものは、排泄物と変わらない。

 コンピューターの頭脳は変わらないけれど、人間は常に変わり続けている。今考えていることも明日は変わっていると言っていました。なるほど。でもね、ちょっと言わせてもらえば「養老センセェ、それをいっちゃおしまいよ。それって無責任なことを言ってもオッケーになっちゃうんじゃない?」と突っ込みをいれたくなっちゃいましたが。
 誰でもが考えていることを上手に話されているところはすごいなあと感心しましたが、話が上手なことって特技になるんでしょうね。
 私は話がヘタなんでくだらないことを書いて、自分で自分を癒してしまってますが、これって自己満足にしかならないですね。養老センセェを見習って、少しでも話上手になって相手の立場も考えてあげるようになれば人生楽しくなるかもしれません。
 言葉は、元々あったものをつなぎなおしているだけだとも言っていました。「若者がたくさん新しい言葉を作るんで、言葉のインフラになっている」とも言ってましたっけ(笑)それって遠まわしに「今の若いもんはー」って言ってるんですけど。ものは言いようですね(^^;) (2003.3)


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